皆さんおはようございます。こんにちは。こんばんはfootballpossessです。
今回はパスでボールを動かす理由と目的についてご説明します。
まず、話をする前に皆さんはなぜパスを繋ぐのかと考えたことはありませんか?ドリブルで全員抜ければゴールまで行けるでは無いかと考えたことがある方も中にはいるかもしれません。
では、なぜパスを繋ぐのでしょう?
答えはボールは人よりも速く動く事が出来るからです。
これはサッカーにおいて唯一とも言って良いほどの絶対的な法則です。
同じ地点でヨーイドンでレースをしたとしたら、どんなに頑張って速く人が走ったとしても、強く蹴ったボールのスピードに勝てるわけがありません。物理的に勝つのは不可能です。
ボールを速く動かされると、守備陣は深追いしてボールを追うことは出来ません。スピードに差があるので、元々正対している相手に合わせていた守備陣形が崩れてしまうからです。
また、体力の節約にも繋がります。
例えば10mの距離を何度もドリブルをするよりもパスでボールを動かす方が選手自身も楽ですよね。ボールは疲れないですし。
人が動いて仕事をするところをボールが代わりに仕事をしてくれるわけです。
余談ですが、これは投資において、人が働くのではなく代わりにお金や土地が働く構図と似てますね。(笑)
つまり、
- パスを繋ぐ事によって素早くゴールに近づける。
- またパスを繋がれ続けられると敵にとって負担が多い。
- 自分たちは楽が出来る。
このような理由と目的がパスにはある訳です。
このような原理が頭の中に無いと無駄が多く、チームにとって悪影響なプレーをいつまでも続けていくことになります。
パスで楽出来るところは、どんどんパスを選択しましょう。
因みにドリブルが不要と言っている訳ではありません。むしろ、パスよりもドリブルを選択した場面もあります。それは後々理由と目的をお話しします。
皆さんご理解頂けたでしょうか?パスには利点が多く存在するのです。
背が小さい選手、体の線が細い選手、足が遅い選手など、身体的に劣っている選手でも、パスは身体能力に優れた選手を圧倒する力を持っているのです。ディフェンスに身体を当たられるような仕事をさせないことが出来るのです。
今回はこれくらいにしておきましょう。ではまた。