余裕を持ったドリブルの方法

どうも皆さんこんにちは。footaballpossessです。

今回はドリブルやっていこうかなと思います。

ドリブルの方向を正しく理解することで、無駄なボールロストを防ぐのと同時にチームに余裕を与える時間を作る事を目的とします。

ギャップ4 ディフェンスのライン上で受けるでも少し触れましたが、余裕を持って、ドリブルをするためには、ギャップに向かう事を意識しましょう。

ギャップに関しては、ギャップ4 ディフェンスのライン上で受けるギャップ3 等間隔で距離を取った位置ギャップ2 三角形の外心で受けるを先に見ておいて下さい。

なぜギャップに向かうことが良いのでしょうか?

それは

  • どのディフェンスがチェックに向かうのかを曖昧にする
  • 次のパスコースが生まれる
  • 相手を引きつけれられる(数的優位を作る)

が理由になります。

これはギャップ編で記述した理由と同じです。

シャビがこのドリブルをよくするので、またシャビの動画を載せておきます。

引用:[https://www.youtube.com/watch?v=BPyR4furZnk&t=195s]

それでは早速シーン別に見ていきましょう。

上記の画像から見ていきましょう。

ボールホルダーはギャップに入れていな状態でパスを受けました。味方のポジショニングが間に合わず、ドリブルをする時間が必要な場合があったとします。

どの方向にドリブルすれば、余裕を持って時間を作れるでしょうか。

答えはこの位置です。相手ディフェンスの等間隔を取った位置に向かうことが正解です。

ボールホルダーの近くにいたディフェンスは最初はチェックに向かいますが、ギャップに等間隔の位置にドリブルされることで、次のディフェンスに受け渡そうとします。

ですが、受け渡される側のディフェンスは自分がボールホルダーに一番近いところにいないのでチェックに行こうとは思わず、カバーに徹しようと考えます。

受け渡す側と受け渡される側の意志のズレが、ボールホルダーに余裕を与える理由です。

動画では2分40秒〜のシーンをご覧ください。ドリブルの方向は2人の相手ディフェンスの等間隔の位置を目指しています。2人のディフェンスはどちらもプレッシャーを掛けられておりません。フリーな状態を維持し続けている事になります。

また、ギャップに向かうことで、ディフェンスの間にパスを通しやすくなります。

ボールを受けた位置ではディフェンスの間にパスを出すのが難しくても、ギャップに向かってドリブルすることでパスコースを生み出すことができます。

味方が良い位置にいる場合は、無理にポジショニングを変えて貰うだけではなく、パスコースをボールホルダーが作ることも時には必要です。

また、ディフェンスが寄せてきた場合も想定します。

ディフェンスが寄せてきたら、角度を変えてボールを下げると次のボールホルダーは余裕を持ってプレーすることができます。所謂引き付けてからのパスってやつです。イニエスタが良く使うプレーです。

このようなプレーはで、数的優位と味方をフリーでプレーさせる状況を作ることができるので、試合を優位に進めることができます。

では、次にディフェンスの等間隔で受けた場合を見ていきます。

この状況では既にフリーの状況が出来でいますので、無理をしてドリブルをする必要はありませんが、前へパスを確実に繋ぐためにも、少しボールを運びたい場合があるとします。

まずはディフェンスのライン上まで向かいましょう。等間隔の位置を目指すことは変わりません。等間隔を維持している限りフリーである事に変わりはありません。

ライン上に用達すると新しいパスコースが生まれました。縦パスを通そうという意識があるならば、このようなドリブルの工夫が必要です。

動画上では5分7秒〜のシーンを見て下さい。

イニエスタへのパスを通すために少しドリブルをしますが、そのためにライン上に向かってドリブルをします。パスを受けた位置でパスを出すと、少し遠くイニエスタに負担をかけると感じたのでしょうか。または、味方のポジショニングを正す時間を作ったのでしょうか。どちらにしても等間隔でのドリブルを維持しようという意志を感じます。

最後にディフェンスのライン上で受けた場合です。

ライン上で受けた場合は向かうところは三角形の外心です。

どの相手ディフェンスとも等間隔が取れる位置です。外心に入る事で3人のディフェンスを引き付ける且つパスコースを多く作ることが出来ます。

次の選手がプレーするに当たって一番いい位置が外心です。

少なくとも3つのパスコースが生まれます。且つディフェンスも誰がチェックに行くのかが曖昧になります。寄せたらパスを出されるという心理がより強くなるでしょう。

動画では7分31秒〜のシーンをご覧下さい。

ディフェンスのライン上から三角形の外心に入ったら、ドリブルでボールを運ぶのを止めました。そこが一番フリーでいい位置だからです。その場合は無理してドリブルをする必要もなくなる訳です。

まとめ

良いドリブルをするためには良い位置を知らなければなりません。

良い位置を知るにはポジショニングの理解が不可欠です。

ドリブルを学ぶ前にポジショニングの勉強をする事が個人的にお勧めです。

今回はこの辺りにさせて頂きます。それでは失礼致します。

2 thoughts on “余裕を持ったドリブルの方法

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