皆さんおはようございます。こんにちは。こんばんはfootballpossessです。
今回からギャップ回やっていこうかなと思います。
サッカーではギャップ(相手ディフェンスとディフェンスの間)でボールを受けるのが良いとされておりますが、一体なぜそんなことをするのでしょうか?
皆さんはそんな事を考えたことはありませんか?
結論から言うと試合中にギャップで受ける回数が多ければ多いほど良いんです。これにはしっかりとした理由があるのです。
それは数的優位を生み出すためです。
サッカーでは数的優位であればあるほど試合を優位に進める事ができます。ですが、通常ディフェンス側は安全を保つために相手オフェンスよりも多く人数を割きます。
つまり、オフェンス側はディフエンス側より少ない人数で相手の守備陣を崩していかなければなりません。
そこで、利用するのが「相手ディフェンスの間でボールを受ける」です。
これを利用する事で、部分的に数的優位を生み出すことが出来るのです。
ではなぜ、そうなるのでしょうか。下の図をご覧下さい。
出典:http://footballtactics.net/appnew/
この図は青チームがボールを持ち、前の青の選手にパスを出そうとしている場面です。前の青の選手は相手ディフエンダーの間に等間隔で入っています。この状況で前の選手がボールを受けたらどうなるでしょうか?下の図をご覧下さい。
出典:http://footballtactics.net/appnew/
ディフェンスは通常一番近い人間がチェックに行きますが、このように等間隔でボールを受けられるとどちらがチェックに行くかチグハグになります。結局、どちらもチェックに行くことが出来ず、ボールを受けた選手は容易に前を向くことが出来ます。
では、もしチェックが来たらどうしましょう。下の図をご覧下さい。
出典:http://footballtactics.net/appnew/
元々ディフェンスがいた場所に広大なスペースが生まれました。ボールを受けた選手はリターンや別の選手にボールを預ける事によって、新しく生まれたスペースを有効的に使うことが出来ます。(上手い選手は今状況でも前をむけてしまいます笑)
この場面を見てみましょう。シャビからセスクへパスが渡る時セスクは相手の等間隔に位置しております。
白の丸で囲った選手がチェックに行ったので、セスクはシャビにリターンパスをし右サイドに広大なスペースを生み出しました。セスクはこの時敵3人の意識を引き付けました。この後、シャビはこのスペースでアウベスにパスを出しています。
このように敵の間に陣取ることで部分的に数的優位を生み出す事に成功することが出来ます。これを続けることで当時のバルセロナは終始試合をコントロールしていたのです。
今回はこのくらいにしようかなと思います。ではまた。
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